病気が残したもの
パニック障害との闘い。
治療はできるだけ早い方が有効だ。
治療開始期間が遅れるよそれだけ回復にはかなりな時間を必要とする。
私の場合後者に属する。
治療開始まで5年~6年かかっている。
そして現在発症から16年の月日が経過しているが完解していない。
暮らしぶりは最初の8年はまったく人と会えなかった。
親しい友人にも会う事も、電話を掛けることもできなかった。
(2年ほどは実家の両親にも会うことができなかった。
人って本来誰かとつながりたいと感じるものと思うが当時の私は誰もいない部屋で一人で何時間も過ごすことに安らぎを感じていた。
ごく普通の状態ならとても耐えられない環境にしか生きていられない状態だった。
その時代になくしてしまったものはとても多い。
一番は友人だ。年賀状だけでつながっていた人とは繋がりを失い、事情を話せない人とは疎遠になってしまった。そんなに大切なものさえも失う事の怖さを感じられる精神状態でではなかった。
今後の展望では書籍によると、平常な状態と鬱や予期不安が出てくる時期が定期的に
起こり得るようだ。期間は30年
私は新しい事や責任が掛かることを始めることに躊躇を感じるようになった。
今自分が気を付けていることは悪化をさせない事。
あの時の自分に戻ることがとても怖い。
☆ 本人が回復した時に戻れるがあることがその後の回復の後押しをする。
それとなく友人には今調子を崩していることや年賀状の代筆など気が付いたこと
で本人と社会をつないであげてほしい。
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