パニック障害!必要な助けはなに?

パニック障害と鬱はとても関係の深い病だ。適切な治療が遅れると鬱繰り返す。完治は難しく、完解が終着点と考えて長く上手に付き合うことが大切だと最近は考え、鬱とともに生きることにした。

娘たちとのかかわり。

私はパニック障害と戦っている事は娘に知らせることを避けた。
其のことが正しい事だったのかはわからないが、少なくとも娘達には普通の元気のよい相談相手である母親であることに徹したいというのが私の希望であった。私はまだ母親に甘えたい年齢の娘たちが病気を理由に遠慮してほしくなかったのだ。母親である私に、ありのままの自分を出してあまえり我儘を言ったり、相談してほしいと考えていたのだ。ごく普通の親子関係を望んでいた。


結局発病から6年後娘からディナーに招待されその席で”お母さん一人で我慢なくても私たち大人になったから大丈夫だよ。心配しないでね。””と言葉をかけてもらって
私は号泣した。子供たちの心はちゃんと育っていたんだ。
今も私と娘達との関係は良好だ。あの数年親として子どもを守るために生きた事は大切な宝物となった。

予期不安

パニック障害の特徴に強い予期不安がある。
何をするにも胸を締め付けられるような不安を感じる。


ただほんの少しの失敗ですら心臓はドキドキいても経ってもいられないのだ。


☆一人でいることに非常に不安を感じやすいので、そばにいてあげるだけでも、大変な安心材料となる。

病院に駆け込むのに4年かかった。

TVの情報で自分の病はパニック障害だとの自覚を持ってから病院に駆け込むのに
さらに2年の月日を要した。


理由は娘たちの母親が心の病を持っているとの烙印を押されてしまうようで
病院に足を踏み入れることに抵抗があったことと、強力な進めがなかったこと。


ところがそうも言ってられなくなった。娘の大學受験を控え、受験方法があまりにも複雑で手助けの必要が出てきた。しかし私の頭と言えば相変わらず思考能力や判断能力がおぼつかず、手助けどころではない状態だったのだ。


処方されたのは抗鬱剤、しばらく飲用しても効果が上がらず徐々に濃度をあげていき
2月ほどしてようやく頭の靄が薄くなっていくのを感じた。


改めて鬱状態だった自分にも認識した。