パニック障害!必要な助けはなに?

パニック障害と鬱はとても関係の深い病だ。適切な治療が遅れると鬱繰り返す。完治は難しく、完解が終着点と考えて長く上手に付き合うことが大切だと最近は考え、鬱とともに生きることにした。

病気が残したもの

パニック障害との闘い。
治療はできるだけ早い方が有効だ。


治療開始期間が遅れるよそれだけ回復にはかなりな時間を必要とする。
私の場合後者に属する。
治療開始まで5年~6年かかっている。
そして現在発症から16年の月日が経過しているが完解していない。
暮らしぶりは最初の8年はまったく人と会えなかった。
親しい友人にも会う事も、電話を掛けることもできなかった。
(2年ほどは実家の両親にも会うことができなかった。
人って本来誰かとつながりたいと感じるものと思うが当時の私は誰もいない部屋で一人で何時間も過ごすことに安らぎを感じていた。
ごく普通の状態ならとても耐えられない環境にしか生きていられない状態だった。
その時代になくしてしまったものはとても多い。
一番は友人だ。年賀状だけでつながっていた人とは繋がりを失い、事情を話せない人とは疎遠になってしまった。そんなに大切なものさえも失う事の怖さを感じられる精神状態でではなかった。


今後の展望では書籍によると、平常な状態と鬱や予期不安が出てくる時期が定期的に
起こり得るようだ。期間は30年
私は新しい事や責任が掛かることを始めることに躊躇を感じるようになった。
今自分が気を付けていることは悪化をさせない事。
あの時の自分に戻ることがとても怖い。


☆ 本人が回復した時に戻れるがあることがその後の回復の後押しをする。
  それとなく友人には今調子を崩していることや年賀状の代筆など気が付いたこと
  で本人と社会をつないであげてほしい。
  


病気を知ること

このブログを自ら進んで読めている方は少しづつ心が回復してきているのだと思います。


私は発病から2年後テレビでパニック障害のことを知っても
ネットでなんでも調べられる時代であるにもかかわらず”パニック障害”について検索が出来ませんでした勿論本を調べることがありませんでした。
その時の気持ちはどのように表せばよいのか・・
恐ろしかったのか・・・?病気の正体を知ることさえ心が拒絶する状態でした。


☆ ご家族がしんぱいのあまり行動をおこしてもそれが本人にとって逆効果になってしまう時期があることを理解してあげてください。そのうえで回復した時に戻る場所を確保する努力をして欲しいのです。


パニック障害で死を意識する

胃カメラでも結果は正常でした。
ダダいつも以上に喉が過敏になっていてとてもつらかったのを覚えています。


その頃のわたしは次々受ける検査では正常との判断がなされましたが
”自分は死んでしまう””長生きはできない”と感じていました。
明らかに異常な心臓の動きや浅くなる呼吸に生命の危機を感じ、
夫には言葉で死んだあとの事を頼んでいました。いわば遺言です。


後で聞くとパニック障害で命を落とすことはないが、”死んでしまう”と生命の危機を感じるのは特徴的な症状だそうです。


☆本人は心から死を意識する辛い状況にあります。できるだけそばで寄り添ってあげてほしいと思います。